なぜ文法には例外があるのか
英文法を学習する中で必ず出くわし、悩むのが「例外」というものです。
動詞の不規則変化など、これらは考えても答えが出ないものです。
このように文法に例外がある理由はなぜなのでしょうか?
私の調査結果と自分が納得している理由としては、言葉が先にあり、それを体系化するために文法が作られたからということです。
すべてを規則に当てはめることができず、仕方なく例外という扱いにしているということです。
他にも有力な情報を見つけることができたので紹介します。
発音を基準にしたための例外
an hour
1時間
名詞の語頭が「a i u e o」のように母音で始まる場合は、冠詞の「a」は「an」となるというルールがあります。
しかし、この「hour」は「h」から始まっているのにも関わらず、その冠詞は「an」となっている例外です。
これは単純に、「an hour(アナワー)」とした方が発音がしやすいため例外的に冠詞を「an」にしています。
このように、発音を基準にして、発音がしやすいようにということで例外になっているものがあります。
実際に使われてきた言葉による例外
make O V
OにVさせる
※O=目的語 V=原形動詞
この「make O V」の形を見て、これで正解なのですが、違和感を感じる人もいるはずです。
なぜ「make O to V」ではないのかと。
こちらの方が文法上、正しいように感じます。
どうやら本来は「make O to V」が文法的に正しかったそうです。
しかし、実際の話言葉の中で、ただ面倒という理由から、この「to」を省略する若者が多かったそうです。
その結果、最終的には「to」を完全に省略して「make O V」の形で使うことが一般化していったという説があります。
もともと文法上は不正解でも、使われているものが正解になっていったという例外のパターンです。
上述のどちらのパターンも実際に英語を話す人たちが自分たちの使いやすいように英語をカスタマイズしていった結果として例外が生まれたという説です。
もしかすると、今後も人が話す言葉が変わればそれに合わせて今は正しいとされている文法も変わってくることがあるかもしれません。
しかしながら、別にこの知識を知っているからと言って英語力が上がることはありませんので、「なるほど」という程度で知っておいてください。
また、例外とはどのように付き合っていけばよいのかということをまとめてみました。
興味のある方は一読ください。