英語が分かればヨーロッパの言葉も分かる

英語が分かればヨーロッパの言語も分かるということに対する根拠を述べていきます。

 

私の仕事は貿易関連です。

 

私の担当は北米がメインのため英語だけで事が足りますが、同僚にはヨーロッパを担当している人もいます。

 

そのため、仕事中にフランス語やドイツ語などのヨーロッパの言語を目にすることがあります。

 

そして、それらを見る度に思うことがあります。

 

フランス語やドイツ語を勉強したことはないが、何が書いてあるかだいたいなら分かるときがある

 

ということです。

 

なぜこのようなことが起こるかというと、その理由は英語の起源にあります。

 

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英語はイギリス発祥の言語です。

 

世界地図でイギリスを見るとその形状が分かるとおり、日本と同じく島国です。

 

また、ヨーロッパ大陸との距離が近く、海岸からの侵略や移住がしやすかったため、長い歴史の中で何度も他国の人が渡来しました。

 

(日本も島国ですが、アジア大陸との距離が遠かったため侵略や移住がしづらかったそうです)

 

その結果、いろいろな地域の言語が混ざりに混ざって変化を遂げ、今の英語のベースができました。

 

そして、その後の歴史の中で、産業革命などによってイギリスが力を持ったことから世界中に英語が広がり、今に至ります。

 

このように英語はラテン語、ゲルマン語、ケルト語などヨーロッパの言語がもとになってできているため、単語の綴りがヨーロッパの言葉とところどころ似ています。

 

アルファベットがベースになっているので、英語と日本語ほどの大きな乖離はありません。

 

そのため、ヨーロッパの新聞や文章を眺めていると何が書いてあるのかだいたい分かってしまうのです。

 

文章の横に文章の内容を表す写真などがあると、高い確率で文章の意味までもつかむことができてしまうほどです。

 

努力をする気があるのならば、それぞれの言語の「私」にあたるものは何か、「あなた」にあたるものは何かを覚えればさらに理解度は高まります。

 

ただしフィンランド語とハンガリー語は起源が違うためまったく分かりません。

 

英語には同じ意味を表す単語が複数ある場合があります。

 

例えば「始める」という単語です。

 

この場合、「start」や「begin」が一般的ですが、「commence」も同じく「始める」という意味を持ちます。

 

「commence」は英語の初心者にはちょっと聞きなれない言葉ですが、このように同じ意味で複数の単語が存在する場合、綴りが長いものはヨーロッパ語からの派生である場合が多いです。

 

つまり、英語でもヨーロッパの言語でもまったく同じで使われている単語がいくつか存在するということです。

 

ちなみにこの「commence」の派生はフランス語です。

 

ちょっとした豆知識ですが、英語を知っているとヨーロッパの言語も少し分かるというおいしさがあります。

 

それゆえにヨーロッパの人は英語が話せる人が多いのでしょう。

 

もちろん教育システムの違いを考慮する必要がありますが。

 

この事実から、英語をマスターすることはフランス語やドイツ語など、ヨーロッパの言語を学ぶ上でアドバンテージとなると言えるでしょう。

 

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