英語は応用よりも基本が大切
英語の上達には「応用」よりも「基礎」が大切と言って間違いありません。
覚えたところで使う機会があまりない単語を覚えることに時間をかけるのではなく、頻繁に使う基礎的な単語を覚えるために繰り返し学習をすることに時間をかけた方が上達につながります。
また、新しい教材をどんどん買って、どんどん新しい知識を習得することに時間を使うのではなく、1つの教材を繰り返し使って完璧にした方が上達につながります。
簡単に言いますと、新しい知識を追い求めるのではなく、すでに学んだ知識を完璧にすることにエネルギーを使った方が英語は上達するということです。
しかし、英語の学習をはじめたばかりのときはこの事実を多くの人は知らないものです。
そして、今学んだことが完璧ではないうちに次へ次へと進もうとして自分が追いつかないという状況に陥ります。
結果、「大変すぎる」「自分には英語は無理だ」となってあきらめてしまっているように感じます。
これは間違いですし、やる気がある分、非常にもったいないです。
初心者がまずやるべきことは基礎であり、徹底した基礎固めです。
当然ですが、完璧ではない知識は使うことができません。
知識にはレベルがあります。
知っているだけというレベルの知識と、実際に使えるというレベルの知識では雲泥の差があります。
英語は知っているだけの知識は自己満足の領域を抜けることはできず、使ってはじめて知識が価値を生むものです。
使えない知識はどれだけ身につけても自己満足以外に意味はありません。
そうならないためにも、1つひとつを完璧にとは言わないものの、自分が納得できるレベルにしてから次へと進むようにしましょう。
使えない知識を増やすよりも、確実に使える知識を増やすことが大切です。
英語は積み上げが鍵なので、不完全なものを積み上げても上達にはつながりません。
また、不完全なものの上に、さらに不完全なものを積み上げていくことは時間の無駄であり、決して使える英語力にはなりません。
いかに盤石な基礎を作り、その上に積み上げていくかが大切です。
このように、英語の学習では応用よりも基礎が大切になります。
こう言ってもなかなか信じてもらえないものですが、自信を持って応用を捨て、基礎をしっかりとやるようにしましょう。
応用が必要になるのは中級者を抜け出し上級者を目指す人です。
上級者になるためには幅広い知識が必要ですし、上級者になる過程で基礎をしっかりと身につけているので、新しい知識も自然と実践で使うことができるようになります。
それまでは確実に使える知識を身につけるために、徹底して基礎に力を入れるようにしましょう。
遠回りに思えることですが、英語ではこれが近道です。
そして、基礎に徹した学習をした方が、購入する教材の数も少なくなるのでコストの面でも恩恵を受けることが可能になります。
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