英語の目標には必ず期限を設定する
前回の講義では、目標を明確に持った上で英語の学習に取りかかることをお伝えしました。
明確な目標を持つことの重要性をお伝えしたわけですが、明確度は異なっても、みなさんのそれぞれが何か目標や目的があって英語の勉強をしているはずです。
たとえば以下のような目標です。
TOEICで800点を取って昇進したい
海外旅行に一人で行きたい
簡単な英会話くらいはできるようになりたい
いずれの目標を持つにしても、その目標とプラスして時間軸での目標も考えるようにしましょう。
つまり、目標には必ず「達成の期限を設定する」ということです。
1年後までにTOEICで800点を取って昇進する
半年後に一人でアメリカに行く
3ヶ月で簡単な英会話をできるようにする
このように目標には期限の設定をしましょう。
私が経験してきたことですが、時間軸で目標の管理をしないと人間は勉強をしません。
個人差はありますが、人間は本来怠け者です。
「今日はやらないでおこう」、「今日は忙しかったからできなくても仕方がない」、「今週は遊びたいから」、このように先延ばしが自由にできてしまうのが英語です。
特に独学の場合は先延ばしにしてしまい、結局やらないという人がたくさんいて私はすごく残念に思っています。
そうならないためにも「いつまでに」という期限の設定を必ずするようにしてください。
これによって先延ばしを防止することができます。
期限を設けることは、ある意味、プレッシャーを背負うことになります。
しかし、このプレッシャーはポジティブなプレッシャーなので本当に英語を習得したいのであれば背負うべきです。
期限の設定をしておけば考え方や行動が変わります。
「今日は忙しくてできない、その分は週末にまとめてやろう」、「ちょっと遅れているからテレビを見る時間を30分減らそう」、このように期限内でのやりくりをするようになります。
期限を設定せずに英語の学習をしていると目標を達成したときに、年齢的に時すでに遅し、なんてことがあったりするものです。
英語は覚えたらずっと使えるものです。
だから長い人生の中でいつかできるようになればいいやという考えはしない方がいいと思います。
私自身も英語の習得があと5年遅かったら今の人生ではなかったわけですし、今よりも低いキャリアになっていたはずです。
できる限り早く覚えた方が英語を楽しめる期間が長くなるので、時間軸で目標を考えるようにしましょう。
もちろん、実現可能の見込みのある現実的な目標を設定するようにしてください。
あまりにも不可能すぎる目標はそれに対して意識が向かなくなってしまうからです。
目標が明確になり、期限の設定もできたならば、次はそれをしっかりと管理していきましょう。
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