子音の発音がうまくなる方法

英語では、子音の発音ができるかどうかが鍵になるということを前回の講義でお話ししました。

 

今回は、その子音の発音がうまくなる方法について具体的に見ていくことにします。

 

子音の発音をネイティブスピーカーに近づけるために、もっとも有効なのは発音の強さを意識することです。

 

ここでも「stop」という単語を例に解説していきます。

 

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この「stop」という単語で子音に当たるのは「s」と「t」、そして「p」です。

 

正しい発音ができない日本人がこの「stop」を発音すると、「su to ッ pu」のようになり、どうしても母音があるかのように発音してしまいます。

 

しかし、英語では母音なしで子音のみでも音として存在をします。

 

英語の発音をマスターするには、子音のみの音についての感覚を身につける必要があり、子音のみで存在する音の発音ができなければなりません。

 

その方法としてもっとも簡単で効果が高いのは、子音を強めに発音するという方法です。

 

英語では母音よりも子音を強く発音します。

 

また、存在しない余分な母音を入れないで、子音のみを発音することで英語っぽい発音ができるようになります。

 

この方法を意識して、子音を強めに発音することがポイントです。

 

「stop」の「s」と「t」を強めに発音してみましょう。

 

そうすると「ストッ」のような発音になり、母音が弱くなります。

 

どうでしょう。

 

これだけでだいぶ英語の発音に近づいた感じがしないでしょうか。

 

そして、もう1つポイントになるのが、単語の末にくる子音は弱く発音するということです。

 

ほぼ発音しない、だけど少し音を残す程度で発音をするようにしましょう。

 

そのため、「stop」の末にくる子音の「p」はほぼ音として存在せず、「ストッ」のような発音になるわけです。

 

子音は意識的に強く発音をすること、そして単語の末にくる子音の発音は弱くすること、この2つをするだけで発音はかなり改善されます。

 

強く発音をすると同時に、ちょっと大げさくらいにゆっくり発音してみてもより子音の発音がうまくなります。

 

このように言葉で表し、それを理解するのは簡単です。

 

しかし、それを体に覚えさせてできるようになるのは簡単ではありません。

 

常に意識して発音すること、そして経験を積むこと、この2つのアプローチによって子音の発音がだんだんとうまくできるようになります。

 

口の開け方や舌の位置など、それぞれの子音の発音の具体的な仕方についてはネイティブスピークで学習をするともっとも分かりやすいです。

 

ネイティブスピークはCG動画で発音時の口の中の動きを確認できるという教材なので、発音の学習ではこれを使うのが一番です。

 

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