チェックはネイティブスピーカーに
ネイティブスピーカーは生活の中で自然と発音を身につけたので、どうやって発音をしているのか説明がうまくできない、だから発音は理論的に身につけた日本人から習うのが一番だと前回の講義で説明しました。⇒詳細はコチラ
ですが、もし友人などに英語のネイティブスピーカーがいるのであれば、ぜひ協力をしてもらうといいです。
ここで言うネイティブスピーカーとは、アメリカ英語話者のことです。
厳密に言えばもっと細かく分類されますが、英語には大きくアメリカ英語とイギリス英語があり、発音が若干異なります。
私たち日本人は学校の授業でアメリカ英語を学習しますし、日本で売られている教材や参考書も特に指定がなければアメリカ英語を学習するものになっています。
そのため私はアメリカ英語を勉強することをおすすめしていますし、あなたがアメリカ英語を身につけたいのであれば、アメリカ英語のネイティブスピーカーに協力をしてもうことです。
好んでイギリス英語を身につけたいのであれば、イギリス英語のネイティブスピーカーにお願いをするといいです。
ちなみにどちらの英語の発音を身につけても通じないということはありません。
アメリカ人とイギリス人の英語の会話は問題なく成立しています。
前置きが長くなってしまいました。
話を本題に戻します。
ネイティブスピーカーには自分の発音を聞いてもらい、それが正しいかどうかチェックしてもらいましょう。
ネイティブスピーカーにお願いすることは発音が正しいかどうかのチェックのみです。
正しい方法を言葉で指導することはできなくても、聞いた発音が正しいかどうかをチェックするのはネイティブスピーカーが一番です。
もし、発音をしてそれがちょっとおかしいという判定なら、その発音は実際にネイティブスピーカーにとって違和感のあるものなので修正をしないといけません。
自分が正確にできているか自信がないものを聞いてもらい、「○」か「×」の判定を受けます。
そして、「×」だったものはもう一度教材を使って学ぶなり、日本人で発音ができる人に教えてもらうのです。
この作業フローをこなすことで完璧な発音ができるようになっていきます。
自分で学ぶor日本人から習う→ネイティブスピーカーのチェックを受ける→修正する→ネイティブスピーカーのチェックを受ける・・・
教材などで発音を学び、自分では発音がしっかりとできているつもりでも、ネイティブスピーカーに違うと判断をされたらそれは正しくありません。
また、チェックを受けるときは「遠慮なくすべて指摘してください」と伝えておきましょう。
Could you please point out my pronunciation strictly if it's wrong?
もし私の発音が間違っていたら、それを厳しく指摘してください。
曖昧にお願いをすると「日本人でこれだけ発音できていればまあOKかな」という解釈になってしまい、間違っていても「OK」と判定されてしまう場合があります。
こうならないために、信頼のできる人にお願いする、もしくはその仕事に対してのインセンティブを渡すということが必要です。
チェックをしてもらうのにそのチェックが甘いということでは本末転倒ですので、この点は注意をしましょう。
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