It was nice seeing you.の解説

It was nice seeing you (again).

【日本語訳】お会いできて良かったです。

 

【使い方とニュアンスの解説】
別れ際のあいさつについては、すでにいくつかの表現を知っていることだと思います。

 

「See you (later/next time).」や「Goodbye.」、「Bye-bye.」などの別れ際のあいさつは定番で誰もが知っているのですが、これらは丁寧な表現ではないため注意が必要です。

 

今回は、より丁寧な表現である「It was nice seeing you.」について解説をしていきます。

 

初めて会った人と別れる時に、「It was nice meeting you.」という表現を使うととても丁寧だと以前に説明しましたが、この表現は「初めて会った人と別れるとき限定の表現」になります。

 

それでは、同じ人に2度目以降に会った時の別れ際には何と言えば良いのでしょうか?

 

ここで登場するのが「It was nice seeing you.」です。

 

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「meet」を日本語に訳すと「会う」という意味になり、例えば、

 

Let's meet up after school.
放課後に会いましょう。

 

I want you to meet my parents.
私の両親に会って欲しいです

 

などのように使います。

 

しかし、「It was nice meeting you.」は初めて会った人に対してしか使えないというニュアンス上のルールがあります。

 

そこで、同じ人に2度目以降に会ったときの別れ際には「meeting」ではなくて「seeing」を使います。

 

「see」はよく「見る」という意味で使われていますが、「会う」という意味もあります。

 

「It was nice seeing you.」を日本語に訳すと「It was nice meeting you.」と同じく「お会いできて良かったです」という意味になりますが、「meet」は初めて会った時、「see」は二回目以降に会った時に使うというのがルールです。

 

また、「It was nice seeing you.」の最後に「again」を付けて、

 

It was nice seeing you again.
またお会いできてよかったです。

 

ともよく言います。

 

このように、「It was nice seeing you (again).」と言われた場合は、文末に「too」を付けて、

 

It was nice seeing you (again), too.
私も(また)お会いできてうれしいです。

 

と言い返すのが一般的です。

 

今回のポイントは以下の通りです。

 

「It was nice meeting you.」は初対面の別れ際

 

「It was nice seeing you.」は2度目以降の別れ際

 

これらを区別して使いわけるようにしましょう。

 

 

 


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