It was nice meeting you.の解説

It was nice meeting you.

【日本語訳】お会いできて良かったです。

 

【使い方とニュアンスの解説】
「It was nice meeting you.」を日本語に訳すと「お会いできて良かったです。」という意味になります。

 

「Nice to meet you.」と見たところ似てはいますが、そこには大きな違いがあります。

 

「Nice to meet you.」は「お会いできてうれしいです。」という意味で、会話のはじめに使い、「It was nice meeting you」は会話のはじめに使うのではなく、別れ際に使うものです。

 

日本語訳をよく見比べると分かるのですが、「Nice to meet you.」は、ひとまず会えたことがうれしくて、この後の展開によっては、うれしくなくなるかもしれないということもあり得るわけです。

 

それに対して、「It was nice meeting you」は、お会いできて、かつ、いい話などができて最後まで満足がいくものだったというニュアンスになります。

 

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「お会いできて良かった」「It was」というように過去形になっていることからもこのニュアンスが理解できるものです。

 

ちなみに「Nice to meet you.」も「It was nice meeting you」も初対面の相手に対して使う表現です。

 

「Nice to meet you.」は「お会いできてうれしいです=はじめまして」という意味であり、当然ですが二度目以降に会う人に使う表現ではありません。

 

「It was nice meeting you」についても同様に初対面の人との別れ際に使い、二度目以降に会う人に対しては「It was nice seeing you.」を使います。

 

その詳細の説明についてはコチラをどうぞ。

 

実際の使い方として例を出せば、初めて会った時に、「My name is Eita. Nice to meet you.」と言い、会話を交わした後の別れ際に「It was nice meeting you.」と言って別れます。

 

もちろん「Goodbye.」や「See you.」などの別れ際のあいさつを使ってもかまいませんが、ニュアンスとしては「It was nice meeting you.」の方が丁寧なあいさつになります。

 

そのため、ほとんどのアメリカ人ネイティブスピーカーは初対面の人と会話を交わした後の別れ際に「Goodbye.」や「See you.」ではなく「It was nice meeting you.」を使っています。

 

「It was nice meeting you.」と言われたら、文末に「too」を付けて、「It was nice meeting you, too.(私もお会いできて良かったです。)」と言い返すのが一般的です。

 

次は、「It was nice meeting you.」よりさらに丁寧な別れ際のあいさつ表現について説明をしていきます。

 

 

 


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