tell meとshow meの違い

「駅への行き方を教えてください」と言いたい場合、あなたはどのように表現をしますか?

 

Could you tell me the way to the station?

 

Could you show me the way to the station?

 

上の2つはまさに定番と言った感じで、道を尋ねるためのよく使う表現です。

 

それでは動詞に「tell」を用いる場合と、「show」を用いる場合の違いは何なのでしょうか?

 

今回は、その違いについて解説をしていきます。

 

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tellを使う場合の意味

 

この「tell」には「話す、伝える」という意味があります。

 

そのため、上の例文で言えば、「駅までの道のりを(口頭で)教えてください」というニュアンスになります。

 

 

showを使う場合の意味

 

この「show」には「見せる、案内する」という意味があります。

 

そのため、「tell」を用いた場合とニュアンスがだいぶ異なってしまい、「駅まで案内してもらえますか」に近い意味になります。

 

つまり、「tell」の場合は口頭で駅までの道のりを教えてもらうようお願いしたのに対して、「show」の場合は駅まで一緒に行きながら道を教えてもらうようお願いすることになってしまうのです。

 

お願いされる側からしたらだいぶ面倒なお願いに感じてしまいますよね。

 

この2つの単語の正確なニュアンスを知らずして「show」を使っているだけで、本人には悪いという意思はないものです。

 

しかし、言われた側からしたら「ずいぶん面倒なお願いをするものだな」と感じてしまうので注意が必要です。

 

「show」は口頭ではなく、動作を伴って示すというニュアンスが含まれることを覚えておきましょう。

 

また、最後にですが「teach」にも「教える」という意味があるため、

 

Could you teach me the way to the station?

 

とは表現できないのかと思うかもしれませんが、これは適切ではありません。

 

「teach」にも、たしかに「教える」という意味がありますが、これは学問的なことに限られます。

 

Could you teach me math?
私に数学を教えてくれますか?

 

このように数学などの学問的なことを教えてと言うときに使われる動詞になります。

 

ですので、道順などを教えるという場合には「teach」を使うことはありません。

 

 

 

続いて、「〜を着る」という意味で使われる「wear」と「put on」のニュアンスの違いについて説明をしていきます。

 

wearとput onの違い

 

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