ネイティブが持つ「quarter」という感覚

「quarter(クォーター)」

 

英語話者にはなじみのあるこの言葉ですが、日本語話者の私たちはこの言葉にはあまり馴染みがありません。

 

私が「quarter」という単語をはじめて知ったのはもうだいぶ昔のことです。

 

「ラルクのハイドってクォーターなんだって」

 

「あのピッチャーの投げ方はスリークォーターだよ」

 

「レイカーズが第四クォーターで逆転しました」

 

当時はまったくこの意味が分かっていませんでした。

 

そして、最近ではマクドナルドが「クォーターパウンダー」というハンバーガーを売っていました。

 

会社では会計期間を第一クォーター、第二クォーター・・・という具合に呼んだりもします。

 

この「quarter(クォーター)」とは「4分の1」という意味です。

 

それゆえに1ドルの4分の1に当たる25セント硬貨を「quarter」と呼ぶのも納得ができます。

 

ラルクアンシエルのハイドがクォーターというのはガセネタのようですが、ハイドの母親、もしくは父親のどちらかがハーフであり、その子どもであるハイドは4分の1だけ外国人の血が流れているということでクォーターと言われていたわけです。

 

スリークォーターという投げ方は、真上から投げる一般的な投法を1とし、真横から投げるサイドスローを2分の1とした場合、その中間の角度から投げるため、スリークォーター(4分の3)という意味なわけです。

 

バスケットの試合(中学などの部活は除く)は、1試合を4つに分けて対戦が行われます。

 

つまりは1つは4分の1ということで、第一クォーター、第二クォーター・・・と呼ばれているわけです。

 

マクドナルドのクォーターパウンダーというのは、1パウンド=約450gであり、その4分の1の重さにあたる肉の量を使用したハンバーガーゆえにクォーターパウンダーという商品名になっていたわけです。

 

このように「quarter(クォーター)」には4分の1という意味があり、4分の1を表すものには何でも使われています。

 

「quarter(クォーター)」という感覚は英語ネイティブが持つ感覚で、われわれ日本人にはない感覚です。

 

先日、会社の勉強会でアメリカ人の経営コンサルタントの話を聞いたときです。

 

「自分が今うまくいっていないと思うことを全部書き出してください」

 

「100個あった人は挙手!」

 

「75個あった人は挙手!」

 

「50個あった人挙手!」

 

「25個あった人は挙手!」

 

・・・

 

このように数字が25刻みで減っていたのは印象的でした。

 

私たち日本人であれば、

 

「100個あった人は挙手!」

 

「80個あった人は挙手!」

 

「50個あった人挙手!」

 

・・・

 

このように数字を刻む人が多いのではないでしょうか。

 

あえて75や25という1の位が端数になる数字を持ち出さないと思います。

 

この事実から私が感じたことは、いかに英語話者が「quarter(クォーター)」という感覚を持って生きているかということです。

 

時間を表す表現でもこんなものがありますよね。

 

quarter to 8
8時まで15分(7時45分)

 

quarter past 8
8時から15分過ぎ(8時15分)

 

1時間は60分であり、その4分の1に当たる15分が「quarter」という考え方です。

 

「quarter(クォーター)」という感覚を持てると少し英語ネイティブに近づけるかもしれません。

 

ちなみに「quarter」に含まれる「quar」が数字の「4」を意味します。

 

これと同様に「square(スクエアー:四角、正方形)」にも「quartet(カルテット:四重奏、四人組)」にも「4」を表す「quar」が含まれています。

 

 

 

 

次は日本人がよく使う「インテリ」という言葉についての雑学的な知識をまとめました。

 

インテリ(intell-)系の単語のまとめ

 

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