増税で英語教材の価格はこうなった

2014年4月1日、消費税が8%へと増税になり、それに伴い英語教材の価格も変更になりました。

 

私はこのサイトに記載している英語教材の価格の変更に手を追われることになったのですが、その作業の中、面白い気づきがありました。

 

「あれ?増税になったはずなのに逆に価格が安くなっている!!」

 

と、一瞬思ったのですが、よく見たらそんなことはありませんでした。

 

今回の増税に伴い、それぞれの英語教材の販売元の動きは以下の4つに分かれました。

 

値上げをしなかった業者

 

消費税が8%になったにも関わらず、値上げを行わなかった業者がありました。

 

つまり、実質的に3%上がった消費税分を値下げしたというわけです。

 

このサイトで紹介をしている教材で言えば以下のものです。

 

・リスニングパワー
・EVERYDAY ENGLISH PHRASES
・スピークナチュラル
・ネイティブスピーク
・ラクラク英語マスター法
・30日間英語脳育成プログラム
・V6000

 

値上げをした業者

 

・スーパーエルマー
・UDA式

 

これらの英語教材は上がった消費税分だけ販売価格が値上げになりました。

 

これらの教材の公式サイトでは、値上げ後の消費税込の価格が表示されています。

 

値上げをしなかったが税抜表示にした業者

 

・エブリデイイングリッシュ

 

エブリデイイングリッシュは実質的に上昇した消費税分を値下げしたので、販売価格は従来のままです。

 

しかし、税抜の価格を表示するようになったので、以前よりも価格が下がったかのように感じてしまいますが、実際は下がってはいません。

 

値上げをして税抜表示にした業者

 

ここで名前は挙げませんが、上がった消費税分の値上げをしたにも関わらず、公式サイトを見てみると税抜の価格を表示しているため、以前よりも値段が下がったかのように感じてしまう教材もあります。

 

ですが、実際には税抜表示をしているだけで、ちゃんと消費税分だけ値上がりをしています。

 

 

教材の価格を据え置いた業者と値上げをした業者に分かれました。

 

そして、さらには税抜表示をするようになった業者と従来通り税込表示をする業者に分かれました。

 

ちなみに、税込表示と税抜表示が統一されていないことは大丈夫なのかなと思い調べてみたのですが、どうやら今は大丈夫のようです。

 

2004年から国が事業主に対して消費税込の価格で表示することを義務付けたのですが、2013年10月にこの義務は解除されたようです。

 

その理由は、また消費税が10%に増額する予定があるため、増税に伴っての価格表示の貼り替え作業などが大変になることを予測して国が特例として2017年3月までは税抜表示を認めているそうです。

 

税抜表示を今回採用したことで販売価格が安く見えるようになった業者は2017年3月の税込表示が復活したときに、ちょっと苦しい思いをしそうな感じがします。

 

紛らわしいので、できることなら税込の価格で統一してほしいところです。

 

消費税込の価格なのか、消費税抜の価格なのか注意をして見るようにしましょう。

 

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