英文の意味を文頭から理解する方法

中学のとき、「英語の語順は日本語と逆だから、英文は後ろから戻って日本語に訳しましょう!」と先生から習いませんでしたか?

 

たしかにこの方法は英文の構造的には正解で、正確な日本語の意味をつかむことができます。

 

しかし当然のことですが、これをしてしまうとスピードに欠けるので、使える英文読解力とは言えません。

 

英文は文頭から読んで、読んだそのまま意味をつかんでいかないと速読はできません。

 

私たちが日本語を文末から戻り読みせず、読んだそのまま文頭から順に理解していくのと同じことです。

 

そして、これができないうちはいつまでたっても初心者の壁をこえられません。

 

だからこそ、英文の意味を読んだまま文頭から理解してくことは重要であり、今回はその方法を紹介します。

 

まずは以下の例文を見てください。

It was a very difficult thing for me to look for a new job which I want.
自分がしたい新しい仕事を探すことは私にとってとても難しいことだった。

 

平易な単語ばかりですが、全部で17語からなる長い文章をあえて例としました。

 

中学校の授業の方式ですと、この文章を文末から戻るように訳すことで、上記の日本語訳を理解していました。

 

ちゃんと正確な日本語に訳すことができますし、教える先生としても説明が簡単、習う生徒としても理解が簡単ということでこの方法が学校の授業では定着してしまったのかもしれません。

 

しかし、このように戻り読みをしていては、文章が長くなればなるほど英文の意味を理解するスピードが遅くなってしまいます。

 

今回紹介する方法は、英文を適宜カタマリで区切ってその都度日本語訳を理解していくというものです。

 

It was a very difficult thing/for me/to look for a new job/which I want.

 

これは感覚的なのですが、区切りが良いところで文章を区切るようにします。

 

区切りのタイミングを例として挙げるのであれば、

 

前置詞の直前

 

節や句の終わり

 

接続詞や関係代名詞の直前

 

to不定詞の直前

 

分詞構文の直前

 

などがありますが、必ずしもこれらで区切る必要はないですし、他にも区切るポイントがあるゆえに「感覚的に区切る」と説明をしました。

 

区切り方は自由なのですが、訳としてカタマリになるところまでで区切るのがポイントです。

 

そして、文頭から区切りごとに意味を理解していきます。

 

It was a very difficult thing
とても難しいことでした

 

for me
私にとって

 

look for a new job
新しい仕事を探すのは

 

which I want
自分がしたい

 

区切りごとに理解した意味を頭の中に入れていけば、正確な日本語の文章にならなくともその意味をつかむことができます。

 

どうでしょう、このようにカタマリでその都度意味を考えいけば文頭から英文を理解でき、戻り読みが不要です。

 

TOEICなどの試験や英字新聞、仕事の実務でもこのテクニックはとても有効になります。

 

英文を読むときはカタマリで区切ることを意識してこの感覚を養うようしましょう。

 

はじめから目線を英文の末に向けてはいけません、必ず文頭から意味をつかんでいくようにしてください。

 

常に文頭から読むことをしているうちに、ここで説明をした文頭からカタマリで意味を理解していくという方法が少しずつできるようになっていきます。

 

そして、これが定着していけば、次のステージとして、英文を文頭から読み、日本語の意味を考えることなくそのまま英語として意味を理解できるようになります。

 

これがネイティブスピーカーが英文を読む感覚です。

 

そのためにも、まずは英文を文頭から読むという意識付けが大切です。

 

次は、強制的に英語を日本語に変換することなく英語として理解していく方法を紹介します。

 

次の講義はコチラ:英語を日本語に変換することなく英語として理解していく方法

 

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