英語を日本語に訳さず聞く練習方法

当然のことですが、ネイティブスピーカーは英語を聞いて英語のまま理解しています。

 

私たち日本人は、日本語を聞いて日本語のまま理解しています。

 

つまり、言語を習得するとなるとこの状態が理想形なわけです。

 

しかし、多くの英語学習者は、英語を聞くとそれを一度日本語に置き換えてその意味を理解しています。

 

たしかにこの方法でも聞いた英語の意味は理解できますが、実際の会話でのリスニングや上達を考えると、これは大きな障害になってしまいます。

 

聞いた英語をその都度日本語に訳していたり、考え込んでいては実際の会話の速度についていくことはできません。

 

また、英語を英語として聞いているのと、英語を日本語に訳して聞いているのでは、脳への疲労にも差が出てしまい、長時間英語を聞くことは難しくなります。

 

初心者を脱出し、使える英語を身につけるには、英語を聞いて英語のまま理解していくスキルを身につけないといけません。

 

今回はそのために必要となる具体的な練習方法について説明をしていきます。

 

前提として、英語を聞いたときに考え込んでしまってはダメなわけです。

 

まず、私たちがなぜ英語を聞いて考え込んでしまうことがあるのか、その理由を見ていきましょう。

英語を聞いて考え込んでしまう理由

 

・知らない単語がある

 

・文法的に理解できない

 

・知らない表現がある

 

・「R」と「L」のように似た発音が聞き取れない

 

・スピードが速すぎる

 

私が思うところ、英語を聞いて考え込んでしまう理由はだいたいこの5つです。

 

つまり、この5つを排除した英語の音声を聞けば、考え込むことなく英語を英語のまま理解する練習ができるようになるわけです。

 

そのために、聞き取りに余裕が持てるCDの速度で、知らない単語や文法が少ない、自分の英語力以下の教材を使うようにします。

 

事前に一度内容を確認して、分からない単語や文法、表現があれば意味を調べるなどチェックしておきます。

 

CDを聞いてみて紛らわしい発音などもチェックします。

 

以上で事前準備は完了です。

 

これらを事前にしておくと、CDの音を聞いて分からない箇所はないはずなので、CDの音を聞く以外に意識を取られることはありません。

 

ポイントはこのように「無意識で英語を聞く状態を作ること」です。

 

この状態ではCDの音にすべての意識を集中することができます。

 

そしてCDを繰り返し聞きます。

 

何かを考えてはダメです、そうすると日本語が頭の中に現れてしまうからです。

 

頭の中を空っぽにして英語の音に集中します。

 

頭の中を空っぽにして日本語を排除した状態でCDの音を聞きます。

 

こうすることで英語を聞いて英語のまま理解できるようになっていきます。

 

これができるようになったら次は、頭の中を空っぽにした状態でCDの音からも意識を遠ざけます。

 

CDの音を聞こうと思っていません、しかし、自然と耳に入ってきてその意味が分かる。

 

このように完全に無意識でも英語の音が耳に入り、そのまま内容が理解できるようにしましょう。

 

これがネイティブスピーカーの感覚です。

 

言葉で書くと「本当にできるの?」と思うような工程になってしまいますが、疑うことなく実際に挑戦してみてください。

 

繰り返しこの練習をすれば、英語を英語として聞く感覚を養うことができます。

 

そして、完全にこの作業ができるようになったらCDの内容が難しいものへとどんどん進むようにしましょう。

 

こうすることで実際の会話のスピードでも、英語を英語のまま聞き取り理解できるようになります。

 

もちろん1日や2日で身につくスキルではありませんので、繰り返す意識と時間をかける意識は忘れないでください。

 

次の講義はコチラ:聞き流すのとしっかり聞くでは効果が違う

 

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